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佐々木佐久子さん
佐々木佐久子さん
(ささき・さくこ)
がん体験者の会「とま〜れ」代表
2000年4月に大腸がんの手術を受ける。その後 「広島・ホスピスケアをすすめる会」に参加、がん経験者の会「にじの会」を設立。2007年4月、がん体験者の会「とま〜れ」を設立。この間、家族や親族もがんに罹患し、支えあうことの大切さと大変さを体験する。
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2がんが見つかったときの気持ち

「自分自身が病気になる前に、少しだけがんに関するボランティアしておりまして、画像で大腸がんを見たことがあったのですね。まさにそれが目の前に出て、私自身も『あっ』という声を上げたと同時に、見ていたお医者さんも『あっ』という声を上げられて、『あ、これは間違いないな』と思いました。次の瞬間やはり、何かこう全身真っ白になるような、気持ちが真っ白になるような感覚で、『これからどうなるんだろう・・・』という。実際に『先生はいまから私にそれを言われるんだよな』と思いながら、複雑な気持ちでした。」

Q. がんと診断されたとき、先生の話はよく理解できましたか?

「私はテープレコーダを持って行き、先生に『録らしてもらっていいですか』とお願いしたら『いいですよ』とおっしゃってくださり、テープに吹き込んで、あとで聞くことができました。実際あとで聞き直してみると、そのとき聞いて理解していたこととやはり違うのですね。ちゃんと聞いていないということがとてもよく分かりました。」