がんと向き合う

大腸がん 小腸がん 肺がん 膵臓がん 乳がん 子宮頸がん 卵巣がん 緩和ケア +plus イベント おしらせ

VOICE 大腸がん

体験者
医療者の声
支援者の声
大腸がんの基礎知識
イベント
おしらせ
堀口 博 さん
(ほりぐち・ひろし)
chart
1933年神田生まれ。洋食屋店主。1997年に区民検診で血便が見つかり、近くの病院で大腸内視鏡検査を受けたところ、大腸がんが見つかる。近所の大学病院を紹介され同年5月末にS状結腸切除術(+リンパ節郭清)を受ける。退院した翌日から厨房に立つ。病院に指導された食事療法を守り、無理をしない生活を心がけている。
movieImage
7皆さんへのメッセージ

「これはもう、あくまでも早期発見、早期治療です。それと生活はお医者さん、看護師さんの言うとおりに従う。言われた通りを守れば、少なくとも延命については長くもつと思います。決して無理をしてはいけない。自己判断がいちばん悪いですから、自分で判断しないように。すべてお医者さんと看護師さんと相談して、判断していただくのがいちばん治る、普通の生活ができる近道だと思いますね。自分の体は自分でわかっているようでわかっていないのですから、ましてや体の中ですから、わからないです。お医者さんに任せてちゃんとしたほうがいいと思いますね。これは私が最後にメッセージとして、皆さんにお伝えしたいと思いますね。

がんと向き合うのは自分であって自分ではないのですよね。自分の後ろには必ずお医者さんがついているし、病院というバックがあるから、それで自分が向き合えるのだと思います。それで恐れることはない。後ろにちゃんとエスコートしてくれる方がおいでになりますからね。何か悪ければすぐに診てくれますから。それを信じていけば、運命はがんを恐れずに足らずだと思います。これから治療法はどんどん良くなりますから。あとはもう皆さん早期だったらほとんど・・・(大丈夫)だと思います。」

(堀口博さんは逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。)