統合失調症と向き合う

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香月さくらさん
香月さくらさん
(こうづき・さくら)
1961年(昭和36年)生まれ。社会福祉法人の精神障害者の作業所で事務の仕事に従事している。息子さんが12歳のときに発症(現在21歳、大学生)。2009年2月に親の会「こころ・あんしんLight(こあら)」を立ち上げ、心の不調で通院している子どもを持つ家族や子ども達を支えようと集まった教師達とともにサポート活動を行っている。
家族構成:夫、息子2人(次男が病気体験者)
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17ご家族の方へのメッセージ

「自分のしんどさを自分1人で抱えない。同じ思いをしている家族、私もですけど、たくさんいらっしゃるので、その方と同じ思いを分け合うというか、共感しあって、1人ぼっちじゃない状態を作っていくこと。それと、やはり子どもに対しても、何かをしてやろうっていう思いではなくって、今の子どもの状態で、子どもが生きやすい環境を支えられる親の手助けぐらいでいいかなって思っていますので、取りあえず、1人ぼっちにならないで、いろんな福祉サービスとか行政相談とか、いろんな相談場所はあると思うんですけど、一番は同じ思いの家族同士でお話しして、お互い一緒やねっていうところが一番休まる場所だと思いますので、同じ立場の人とお話していただけることが一番いいかなって思います。」

●情報入手の方法について

「情報というのは、今、インターネットとかでもありますけども、それよりやはりね、一番は、地域の家族会ですね。全国に家族会がありますので。‘こあら’のような、年齢を児童から25歳ぐらいと区切っている家族会は他にあるかどうか分からないですけど、年齢は区切らない家族会がありますので。そこの家族会さんは全国でしっかりネットワーク組まれていますし、いろんな勉強会とか講演会とか、いろんな福祉サービスでほんとにたくさんの情報をお持ちですので、そこを訪ねられることが一番。で、家族さんが使われて『これが良かったよ』とか、『こんなんあるけど、もひとつだったわ』とか、プラスアルファの言葉ももらえますので、そこが一番いいかなって思います。」

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