統合失調症と向き合う

体験者の声 医療者・支援者の声 家族の声 私たちの活動紹介 イベント おしらせ
O.K.さん
O.K.さん
1949年(昭和24年)生まれ、65歳(収録時)。長男(34歳:収録時)が18歳の時に発症。妻、息子2人との4人暮らし。無職(収録時)。病院で開催する保護者対象の集いに参加し、情報を得る。また医師、看護師、カウンセラーなど多職種スタッフによるサポートを受けることで不安の軽減につながったという。体験者の長男は、現在、地域活動支援センターなどの様々な支援を受け、ピア活動を行っており、週2回、クレープ屋で働いている。
movieImage
<< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10 >>
6心の支え
Q.父親としていちばんの支えとなったものは何ですか

「家族が、一人が状況が悪くても、お互いになんとか支え合っていけているということがいちばん良かったのではないかなと思うのですね。他に大きな問題がいろいろ発生していたら、影響がいろいろ出てきたかもしれないですけど、そういうのが無かったので…。

医療にしろ、社会の仕組みにしろ、昔よりは非常に良くなっていると思うので、そういったものの利用ができるので、ほんとうに有り難いと思いながら過ごしてこれているので、投げやりになるというところまでは、まずならなかったので…。

本人も一生懸命にやっていたと思うのですよね。だから、出口が見つからないというような状態だったのは、社会にそういうものを聞いて回るわけにもいかないという面はあったのですけど、病院の先生とか看護師さんとかケースワーカーさんとか、そういった方々がサポートしてくれる体制があって、利用できるというのは非常に助かったと思うのです。」

<< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10 >>