統合失調症と向き合う

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しなちゃん
しなちゃん
(ニックネーム)
22歳のとき(1997年)に統合失調症と診断。現在はクラブハウス「ForUsフォーラス」のメンバーとして活動。また結婚をして安定した生活を送っている。
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6クラブハウスで充実した生活
●クラブハウスの仲間

「今、フォーラスに行っていることが一番すごく充実してて、あと、仕事も週1でしてるのがすごく充実してることがすごい満足ですね。フォーラスに行ってたくさんの友だちや仲間ができたこともすごく満足です。(フォーラスは)友達の紹介です。(友達が)昔行っていて、フォーラスのこと知っていて、それで紹介してもらいました。

嫌だな、って言ったらきりがないですけれど、んー、今、安定してるので、特に不満は今のところはないですね。

(フォーラスでは)やっぱり、なるべく皆に対して平等でいることを心がけていますね。やさしく誠実に、相手に対してはそうしていますね。」

●元気回復行動プラン

「フォーラスにきて、ウエルネス・リカバリー・アクション・プラン(Wellness Recovery Action Plan):元気回復行動プランというWRAP(ラップ)を学んで、自分がいつも元気にいられるためにはどうしたらいいか、っていうのを、自分でWRAP(ラップ)のプランを作ってノートに書いたりして、自分が具合悪くなったときにはどうすればいいのかっていうのを、元気に役立つ道具箱に自分のプラン、どれが元気に役立つかっていうのが書いてあって、そのノート見たり思い出したりして、元気になれるように、調子を崩さないようにしています。

今は本当に安定しているほうなので、薬も、今の主治医の先生からも、今のあなたの飲んでいる薬は少ないほうですよ、って言われているぐらいなんで、そうですね、今が一番いいときという感じですね。

●感謝の気持ち

「今の主治医の先生は自分のことをすごく分かってくれて、すごい助けられていて、ほんとに感謝の気持ちでいっぱいだし、あとフォーラスの所長さんやスタッフの方もすごく丁寧で誠実で優しくてほんとにお世話になってて、ほんとにいつもいつも感謝の気持ちでいっぱいです。自分が話したことが相手に通じたことが、通じて分かってもらえた、理解してもらえたことで、ほっとするというか…。(症状があった)あのときの自分は、ほんとに今とはかけ離れているぐらい、もう全然駄目な人間というか、今の自分からは、そう見えますね。やっぱり家族の支えや兄弟の支えとか、定時制高校に通ってたときの先生のしっかりとしたサポートが、すごい支えになりました。」

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