統合失調症と向き合う

体験者の声 医療者・支援者の声 家族の声 私たちの活動紹介 イベント おしらせ

VOICE 統合失調症

体験者
医療者・支援者
家族
VOICEプラス
私たちの活動紹介
セミナー・講座
コラム
イベント
おしらせ
Kさん
Kさん
(匿名希望)
36歳、男性。会社員。2004年に急性一過性精神病性障害のため1か月入院。現在は通院と服薬を続け、症状のない状態が続いており、営業マンとして忙しい毎日を送っている。月に1回通院。一人暮らし。
movieImage
<<  1  2  3  4  5  6  >>
5家族や周りの人との関係について
Q.医療スタッフに望むことは?

「あんまりないですね。とにかくいつも変わりなく生活していますので、先生もそれならば今まで通りで大丈夫ですねって感じなので、だから、あんまりないですね、今のところ。 (入院中は)それは早く出たくてしょうがなかったんですけど、それを認められなかったのがちょっと歯がゆかったですね。(病院から)出たい出たいという話はしてたんですけども、ちょっとまだ様子を見ましょうという感じで。」

Q.医療スタッフから言われてうれしかったことは?

「言われてうれしかったというのは、今回、発病はもうしてない(症状はもうない)でしょ、治ったも同然みたいに(先生から)言われたんですよ。あ、俺、治ったんだっていう感じで、それがうれしかったですね。そのぐらいかな。」

Q.家族との関係でうれしかったことは?

「そうですね、入院中に、どうしてもパソコンで受注があったので、パソコン見たいと言ったら、間違えてプリンターだけもってきてくれて、両親が。全然使いものにならなかったんですけど、まあ、心配してくれているんだなと思って。それで家族がここまで心配してるんだなっていうのがよく分かって、早く出ようと、言うことをきいて早く出してもらおって、そればっかりでしたね。」

Q.同じ病室の人とは?

「あんまり、ベッドが隣ぐらいの人としか話さなかったので。なんで自分がここにいるんだろうというのが不思議でしょうがなかったので。だから周りの人たちも、なんで入っているのかなあっていう感じで。で、自分がなんで入っているのかも分からなかったので、なんか聞くにも聞きづらいし。」

<<  1  2  3  4  5  6  >>