統合失調症と向き合う

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渥美正明さん
渥美正明さん
(あつみ・まさあき)
44歳、男性。16歳から引きこもりになり、23歳で統合失調症と診断された。2回の入院を体験し、現在は、服薬とデイケアなどで入院することなく症状が安定している。地域活性化のボランティア活動に参加している。母親、妹と3人暮らし。
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4発病してからの気持ち
●病名を告知されたとき

「なんかいかにも精神分裂病っていうと、精神が分裂しちゃっているような怖いイメージみたいのは、地域のお子さまとかそういう方に怖がられちゃう面があったりするのは、昔の傾向でしょうね、その精神分裂病って。」

●父親の死を知ったとき

「入院してから6年後ですか、父の死を知らされたもんですから。うちの父も57歳で肺がんで他界しましたけど。そのときに、まあ普通、悲しい、普通は思いやりのある気持ちで、弱いものがあって涙が出ていっちゃうというのが現状なんでしょうけど、その症状ですら、悲しい症状(表情)も出せなかったような病態でしたよね。そのう死とはなにがなんだか、その責任感がある涙みたいのを出せなかった面てありましたよね。(自分の)病状でいっぱいなもんでしたから。」

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