統合失調症と向き合う

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倉田真奈美さん
中村 孝さん
(なかむら たかし)
1953年(昭和28年)生まれ、現在、58歳。32歳で発病。3回の入院を経験し、現在は1種類の抗精神病薬で症状がコントロールできており、週5日就労している。アパートで一人暮らし。「働くことで毎日が充実している」と強く語った。
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11病気に関する情報

「病院の主治医とか病院のワーカーさんとか、支援センターのワーカーさん、あとは本を読んでいます、僕はね。そういった4件で情報を得ています、現在は。やっぱり(情報は)必要だとか良いということは分かったもので…。だから本とか、結構読んでいるんですよ。

(発症時、情報は)いえ、なかった。まったく分かんなかった、正直言って。主治医にばかり聞いていた、薬とかね。

友人が親切で、1、2回(病院に)来てもらったからですね。今から9年ぐらい(前)になるような形だね。それから、自分は病気について知っておかないとまずいと思ったんです。それから本とかを読むようにはなったんですよね。」

●今、知りたい情報

「なんか本で読んだんですけどね、統合失調症の人は認知機能障害があるらしいんですよね。自分とか他人がね、認知機能がどこまであるのかどうかを知りたい面があり、ちょっと興味があるものでね、本を買おうと思っています。

薬が変わってから全然調子良いんですよ。結構、記憶力も元に戻ったしね。ただ、僕より回復していない人がいるので、ちょっといろんなアドバイスをしてあげようと思っているので、本を買って僕が勉強しようと思っております。

僕、みなさんにお世話になったから、今度、僕がお返しする番だと思っておりますのでね、明日の精神障害者のために、いろんなことを僕が元気なうちにやっておこうと思っておりますので。」

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