統合失調症と向き合う

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無・晋耀湖さん
無・晋耀湖さん
(む・しんようすい)
昭和29年生まれの58歳(収録時)。15歳で大工の修行に出て、いくつかの場所を転々とする。26歳の時に症状が現れ、30歳頃に精神科を受診。現在自分に合う薬と巡り会い、病状が回復。それまで絵心などまったくなかったが、窓から見た雪風景の美しさに驚き、思わず絵を描いたという。以降、作業療法などに前向きに取り組んでいる。収録時は入院中であったが、近い将来グループホームでの生活を計画中。
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8メッセージ
Q.同じような病気の方へメッセージをお願いします

「人は皆同じだと思うので、努力すれば、一からコツコツやれば何でもできると思うので、あきらめないで一生懸命努力すれば良いと思います。努力することで、夢が開けていくと思います。そう思っています。毎日同じようなことを繰り返して、一歩ずつ同じことを何回も繰り返せば、前にいくらかでも一歩ずつ進めると思います。

病気は気持ちしだいで治るのではないかなぁと、自分では思っています。お薬も頼っていけば、徐々に治ってくると…。あきらめないで最後まで生きていれば治ると思う。そう思っております。」

Q.「もう嫌だなあ」と思った時はなかったですか

「ありました。それは何回もありましたけど、くじけないで、頑張って、ここまで来ました。

友達もいたし、先生の支えもあったし、皆の支えだと思います。そりゃあ、やっぱり1人だといちばんいけないと思います。友達がいて、皆の支えがあって、ここまで来れたと思っております。」

Q.医療について望むことはありますか

「医療…、よく分からないですね。でも、全体を包み込んでくれる人がいるといちばん良いと思います。大きい心があれば、包み込んでくれる心があれば、いちばん良いと思います。」

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