統合失調症と向き合う

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A.T.さん
P.6000さん
(ぴー・どっと・ろくせん~匿名希望)
1980年生まれ、33歳(収録当時)。高校3年生(18歳)の時に発症し、精神科クリニックを受診する。その後、精神科病院に転院し、現在も同じ病院に通院中。入院経験は2回。偶数月に2回通院している。現在は、作業所など社会資源を活用しながら、リカバリーの魅力を伝える活動も行っている。週2回、クレープ屋でアルバイトに従事、目標は作家になること。両親、弟と同居。
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7医療者とのコミュニケーションについて
Q.医師とのコミュニケーションで心に残っているエピソードがあれば

「主治医は1度か、2度変わりましたね。

A先生っていう方は、いつもクライアントである僕が入室する度に笑顔で笑って出迎えてくれるのですね。『あはははー』と笑うのです。すると心が和んだりするのです。でも、いつも同じ薬を出されたり、同じ処方だったので。始めてだったんですけど、A先生は。ちょっとなかなかバイトの話もしてくれないしとか、薬の量もなかなか調節してくれないなあとか不満を持っていたのですが…。そんなことがありました。

今はA先生ではないです。S先生に変わりました。話しやすいです。相談に乗ってくれます。薬も変わりました。そこで、ジプレキサとリスパダールに。リスパダールは昔からA先生からもリスパダールは受けていたのですが、引き継いでくれたので。結構、割と若い先生なので話しやすいことは話しやすかったですかね。『病状はどうですか』とか、なんかフォーマルというか、誰にも差し障らないような、とげとげしい言い方もしないような、気さくな方だなという印象を受けたりしました。(S先生になって)もう10年以上経ちますかね。」

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