統合失調症と向き合う

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さんぽ道さん
さんぽ道さん
(仮名希望)
1981年(昭和56年)生まれの35歳(収録時)。小学生の時に不登校となり、中学生時に体調を崩し精神科を受診する。高校、大学を卒業し、アルバイトをするが長続きせず、現在は地域活動支援センターや就労移行支援事業所に通っている。
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6福祉サービスについて
Q.地域活動支援センターを知ったきっかけを教えてください

「……6年前の『心の健康フェスティバル』というものが地元で行われていて参加したのですが、そこで、私自身が詩の朗読をいたしました。

そこにいろんなデイケアであるとか、いろんな施設のブースが出ていまして、偶然、地域活動支援センターのブースがあり、そこの施設長の方や職員さんと話す機会がありました。気になっていましたので、そこ(地域活動支援センター)に見学に行って、雰囲気も良かったことや、職員さんが優しく接してくださったということもあったので、そこに行ってみようということになりました。」

Q.詩を朗読することになったきっかけは?

「地元の保健センターで、社会復帰教室というものが月に2回ありました。そこで活動している中で、『心の健康フェスティバルで何かしたいことはありますか?』と担当の方がおっしゃった時に、詩の朗読をしたいと自分から申し出て、やってみたところ、本当に偶然なのですが、その地域活動支援センターと出会えたということです。

(読んだのは)自作の詩です。気が向いた時に詩は作っていました。

(保健センターの社会復帰教室は)28歳の時からです。(市の)広報に、社会復帰教室のお知らせというのがありまして。そこで見つけて、閉じこもっていることが多かったので、ちょっと行ってみようと思って、勇気を出して行ってみたところがそこでした。行きやすいというよりも、人と会うことが目標の1つになっていると思いますので、人と会うことが目的で行っていると思います。

参加費は、調理実習が月に1回ありますが、その時にかかるのと、不定期なのですが、茶話会、お茶会があるのですけども、その時にかかるだけです。調理実習の時は1回300円です。茶話会の時は100円ということが多いです。」

Q.他に福祉サービスで受けているものは?

「(障害年金を)もらっています。(障害者手帳を)持っています。2級です。障害者福祉タクシーの券がありまして、そのタクシーの券を使うと、初乗りの料金が割り引かれるという券を持っています。年に2、3回は使っています。

あとは全疾病使用可という精神障害者受給者証という、地元の市長の名で出ている受給者証があります。それを使うと、精神科病院以外の病院でも受付でお金を払わなくて済むという、助成といいますか、そういうものがあります。」

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