統合失調症と向き合う

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大竹真人さん
大竹真人さん
(おおたけ まさと)
1981年(昭和56年)生まれの36歳(収録時)。大学を卒業して社会人1年生の22歳の時に、発症。現在は、週5日午前10時〜午後2時までパートとして働いている。4年前にピアノを習うようになり、以来、ピアノ演奏がこころの拠り所になっているという。
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2精神科受診の経緯
Q.受診に際し、どのような症状が出たのでしょうか

「22歳の時だったと記憶しているのですが。大学を卒業して、新卒で入った会社で発症したのは憶えていますね。症状としては、上司から叱責されたことによる恐怖感と、あと幻聴ですね。例えば、周りに何も聞こえていないのに、上司から厳しいことを言われているような気がするとか、お客様から叱責をされたような気がするだとか、そういうふうに聞こえてしまうのです、どうしても。そういった症状が出てきましたね。

新卒で4月1日から入ったのですけども、2〜3か月ぐらい経ってから『調子が悪いな』と気づき始めて。で、1か月ぐらい様子を見たのですけど治らないので、入社してから4か月ほど経って病院を受診しました。

(状況を)受け止めてきたと言うか……、不安のほうが大きかったのですよ、やはり。『なんでこうなってしまったんだろう』と。身に覚えがないので、幻聴とか特に。なので、不安のほうが大きかったですね。」

Q.受診先はどのような経緯で知りましたか

「自分でインターネットを調べて。精神科の病院はどこだろうなぁと探したら、たまたま良い病院があったのでそこに受診することになりました。当時、単身で生活しておりまして。単身生活をしていた所から近くを探したら、一軒、良い所があったので、そこを受診しました。

(ネット検索は)パソコンを使う仕事をしていたので、パソコンを使うことは別になんともなかったですし……。(パソコンができないほど)そこまでひどくはなかったと、今思えば、そう思うかもしれない。でも、その当時としてはやはり辛かったですね。

(通院先は今も)同じ所です。先生と折り合いもいいですし、そこの病院が千葉県の中でも有数の大きな病院、精神科の専門病院なので、これ以上の病院は近辺にはないのではないかなと思って、ずっとそこですね。」

Q.受診時に医師からどのように説明されたのでしょうか

「その時は、統合失調症とは、まだ診断は確定されていなくて、うつ状態ということで、1〜2か月ほど病院に通ったのですけれども、症状が良くならなかったので、まあちょっと入院してみようということで。(入院期間は)3か月でしたね。」

Q.自身の病気が統合失調症と知ったのはいつでしょうか

「会社に診断書を提出するのですけども、その時の『病名』という欄に、初めは『うつ状態』と書かれていたのですけども、2回目に出す時に『統合失調症』と書かれていたので、そこで把握しました。」

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