統合失調症と向き合う

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丸子慎平さん
丸子慎平さん
(まるこ しんぺい)
1970年(昭和45年)生まれの47歳(収録時)。20代後半、アメリカの大学に留学中に発症し入院。その後、日本に戻り、精神科を受診する。現在は就労継続支援B型事業所でさまざまな業務に携わっている。
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9事業所の活動
Q.活動の一つである講義活動について教えてください

「大学では開所当初からしゃべっていまして、講義で。15回ぐらいじゃないですか。最近ちょっと忙しいですけど。(地域で)網羅していますよ、福祉をやるところ(大学など)は。7校ぐらい。

当事者として講義の打ち合わせも先生とやってくるのですよね。スタッフが勝手に取り決めるのではなくて、実際に自分で出向いて、向こうの担当の先生とお話をして決めると。かなり自由に任されるものもあるので、どうするかということはあります。

驚くべきところは、うちらの講義を聞いてから自分の職業を決めたという人もいるのです。大学に行って、結局、病院のそういうワーカーになる(という)道を(に)決めたとか。だから、結構それは荷が重いというか責任感というか、嬉しいような、微妙ですけども。

あと、実習生もうちの事業所で受け入れているので、実習を通して精神のほうに行こうという人もいます。まあ、まったく影響がないよりは、あるほうが嬉しいじゃないですか。」

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