統合失調症と向き合う

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丸子慎平さん
丸子慎平さん
(まるこ しんぺい)
1970年(昭和45年)生まれの47歳(収録時)。20代後半、アメリカの大学に留学中に発症し入院。その後、日本に戻り、精神科を受診する。現在は就労継続支援B型事業所でさまざまな業務に携わっている。
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11偏見や差別について
Q.精神障害で偏見や差別を感じたことはありますか

「まあ大学等では、『僕は障害があって』とかしゃべりますけど、普段の生活でそんなに言いふらして生きていないので、そういう状況に陥ったことはあまりないです。

でもまあ生きづらさという意味では……、よく言われるのは、床屋とかに行って、『仕事何やっているのですか』とか、そういうことを聞かれるのはやはり精神病を持っている人にはとても痛い言葉ですね。やはり答えづらいというか、いろいろ……、そういう場面があるじゃないですか。

『仕事してる』と言えればいいですけど、就労継続、就労のB型にいるとか、そういう福祉のサービスを受けているとかはちょっと言えないかもしれないです。そういう意味では、ちょっと難しい面ではそういう他の人とはあまり深い関係に、まあ、同じ当事者同士ならまあしゃべれるけど、他の人とはなかなか深い関係にはならない傾向もあるかもしれないです。避けたりするかもしれないです。」

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