・錐体外路症状
-パーキンソン症状(手が震える、身体が硬くなる)
-アカシジア(足がむずむずする、じっとしていられない) -急性ジストニア(急に目がつり上がる、体が引きつれる) -遅発性ジストニア(首が傾く、体が奇妙にねじれてそのままの状態) -遅発性ジスキネジア(軽度:口・舌が動く、重度:体中が奇妙な動きをしてくる)
*錐体外路症状は抗コリン性抗パーキンソン病薬などで対処するが、改善しにくいものもある。遅発性ジスキネジア、遅発性ジストニアは効果がある薬がほとんどない
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・高プロラクチン血症(生理が止まる・不順になる、乳汁分泌)
〜女性にとって問題
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・抗コリン性の副作用(口渇、便秘、排尿障害、目の焦点が合わない、物忘れ)
*抗コリン作用のある薬により出現
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・悪性症候群(強いパーキンソン症状が出た状態で、体中が硬くなり、ものが飲み込みにくくなると同時に熱が出てくる。著しい発汗・脱水。重症では呼吸が苦しくなり、皮膚に水泡が出現。死亡することもある。入院して点滴などを行い、ダントロレンを投与する) |
・血液系の副作用(特に無顆粒球症:白血球の顆粒球(好中球)が減少することで、高熱、倦怠感、悪寒、のどの痛みなどが出、重症になると肺炎、敗血症を起こすこともある) |
・その他
-鎮静(眠気)
-体重増加 -性機能障害 -高血糖 -糖尿病(ケトアシドーシス) など |