9いちばん辛かった時
Q.今まででいちばん辛かったのはいつですか
「いちばん辛かったというのはやはり仕事がなかった時ですかね、病気になって。だいたい30歳になった年の秋ですから2010年の秋から去年の今の作業所に入るまでのあたりですかね。その頃というのはいちばん辛かったですね。
先ほど申した通り書類選考か合同面接か一次面接で不採用にされたり、福祉的採用(就労)でも環境に恵まれなかったりという時もあったり。ただその部分に関しては、自分がそこに適応していなかった部分もあったというふうに今はもう、今の作業所で仕事をするようになってから、あとで気がついたのですね。
だから正直に言って、仕事の部分に限って言えばマイナスが今プラマイゼロに戻った感じですね。そういう状態なのですね、自分の中ではあくまでも。だからそれを今後はプラス成長に、もうすぐ2年目になるのですけど、そこがプラス成長に変えないといけないかなという部分がありますね。」
Q.「生きている」と感じるのはどのような時ですか
「2つありまして。1つはまず作業所で仕事をしている時。もう1つはやはり、これは乃木坂46さんがいちばん良いと言えばいいのですけど、それに限らず自分の好きな歌手の音楽を聴いている時なのですね。これは10代の頃からずっと女性アーティストや(女性が)メインボーカルグループの(音楽を聴くというの)を中心にずっと続けてきているので。とにかく自分の好きな音楽を聴くことで気持ちをリラックスさせるという部分もあるのですね。オフの部分での支えになっていますね。
スマートフォンのアプリを使って今、聴いている部分がほとんどですね。あとはたまたま、テレビの音楽番組やラジオでかかっているのを聴いたり……。」