4障害者手帳があると安心
「障害者手帳を持っています。2級です。そうですね、バスが半額とか、映画館のチケットの料金が半額というか千円で観られるとか、いろんなところで割引ができる施設があったり、あと障害者手帳を持っていると、それが一つの身分証明書としても使えるところもあります。あとは障害者手帳を持つことで、やっぱり自分が一人の人間として生きていく権利があるという、なんか保障みたいな感じで、それを持っていると安心していられます。
周りに障害者手帳を持っている人がいて、そういう情報があって、それで自分も障害者手帳を持ったほうがいいと思って持ちました。(申請は)29か30歳の頃です。だから5、6年前ぐらいですかね。」
精神障害者保健福祉手帳:2年ごとの更新が必要。更新時期の患者さんの状態に合わせて手帳の等級(1級、2級、3級)が決まる。生活保護の障害者加算や税金の優遇措置など、経済的な支援を受けられるようになるほか、自治体によって異なることがあるが、交通費、通信費などの負担を軽減できる。