8本サイトへの期待
「従来、統合失調症を体験した方がこういう場に顔を出して、ご苦労されたこととか体験されたことをお話になる機会というのが非常に少なかった。で、社会的にもなかなか偏見もありますし、難しいことだったわけですけれど、最近は、勇気を奮って出ていただいてお話していただく方が出てきたということは非常に有り難いことだと思っています。それはなぜかというと、統合失調症という病気は、若い時に起こる病気ですね。ウェブサイトは、若い方を中心に非常によく見ていただけるというふうに思いますので、そういうメッセージが伝わりやすいということと、それからこの病気の体験というのは非常にやっぱり辛いものなんですね。なかなか分かりにくいものでありまして、そこを体験された方がもちろん体験を克服しつつある、あるいは克服した経験も含めましてね、語っていただけるわけですから、非常に説得力があると思うわけですね。」