「最初はやっぱりちょっと残っていまして、なんか身体がだるかったりですとか、ちょっとざわざわしたところが苦手だったりですとか、細かい字が読めなかったりですとか、そういうことがあったんですけども、まあ徐々に少しずつ慣れていったというか。本なんかもあんまり読まないというよりも、読みやすい、写真などが多い本から入って少しずつ活字にも慣れるように努力していって、という感じだったんですけども。最初はやっぱりちょっと本調子になるまでに時間かかりましたね。
完全に大丈夫だと思ったのは、1年ぐらいしてからですね。もう周りからも大丈夫そうだねっていう感じで言われて。ただやっぱり薬だけは飲み続けていないと、夜眠れなかったりですとかはありますけども、それぐらいですね。前は完全にもう4日眠れないとか、何にも食べられないとか平気だったんですけども、今は食事もちゃんととれていますし、夜も薬のお陰でちゃんと寝れるようになりましたので。」
「ジプレキサ錠10mgと、ベンザリン1錠と、デパスを1錠、寝るときに飲む感じで、使ってますね。
薬がないと眠れないというのが大きいですけども、それ以外は(不便は)ないですね。 (薬は)変わらずですね。効能が出やすい薬に変わったりですとか、なんかちょっと変えたりとかはあったんですけども、基本的にはほとんど変わっていないと思いますね。」
ジプレキサ(オランザピン):非定型抗精神病薬
ベンザリン(ニトラゼパム):睡眠薬
デパス(エチゾラム):抗不安薬
「なんか知らないんですけど太ったような気がしますね。薬の副作用かわかんないですけど、まあ元気になるにつれて体重が増えていきましたね。10キロぐらい増えましたね。 ま、病状が出る前は食べられないとかがあったんでやせすぎもあったんですけども。ちょっと日常生活に支障を来すぐらい太ってしまって。もう服が入らないんですよ。病気前の服が、スーツとか全部入らなくなってしまいまして、ウエストを出してもらったり、新しくつくったりとか。血糖値とか血液検査をしてもらったりとかもあったんですけども、全然問題ないということだったんですけども、なぜか体重だけはなかなか元に戻らないですね。(血液検査は)半年に1回ぐらいやっていますね。」