「26歳頃にいろいろ、分裂とかそういう症状が出ました。おじさんの顔が浮かんだり声が聞こえたり…、そういう感じですよね。
最初は、兄とかが(病院に)行くように勧めてくれて、それで行ったんですけど。自分でははっきり、その時は分からなかったけどね。30(歳)ぐらいが、受診した時だと(思います)。最初は、(病院に)通っていて、そのあと何年か経ってから入院するようになりましたね。
34歳頃に入院して2年、施設で20年ぐらいいたんですよ。それから今の施設、病院へ入院するようになって、入退院を繰り返していて、3回目で、今に至りました。
ここの先生に診察してもらうようになってからは、15年ぐらい経ちますけどね。たぶんそれぐらいだと思うよ、はっきりしたことは分からないけどね。」
「(病院・施設は)今までで5つか6つ目ぐらいになります。(今の病院にはじめて入院したのは)3年前ぐらいです。施設(にいた時)から関わっていましたから、(今の)先生とは。」
「仕事は大工の弟子とか、土方とかいろいろやっておりました。15歳の時からです。」
「投薬ですね。んんん、効かないというか、よく分かんなかったけど、頭がボーっとしていましたからね。ボーっとしていたな、昔からそういうところがありましたけど、そんなに(薬が)効いたようには思わなかったですね。いつも頭がボーっとしているような感じで…。
通院していた頃、(薬を)飲まなかった時がありました。飲まなくても大丈夫だろうなぁと思ったからだと思います。平気だと思ったからだと思います。(医師から薬を飲むように)言われたけど、飲まなかった時があった、若い時で。飲まない時はどうなっていたかなぁ…、よく分からない。それで、あとでおかしくなって、入院はしなかったけど。それで、実家のほうへ兄達が連れてきて入院させて…。」