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井手眞知子さん
井手眞知子さん
(いで・まちこ)
独立法人国立病院機構福岡東医療センター看護師
1999年7月右乳がんで非定型的乳房切除術、2001年12月に左乳がんで乳房温存術を受け、放射線療法、ホルモン剤内服、抗がん剤の治療を受ける。入院中に患者会の必要性を感じて乳がん患者の会『ひまわりの会』を立ち上げる。温泉ツアーや懇親会などを行い、福岡県の乳がんの会などと交流。著書に、家族と自身のがんの体験を綴った『今日も元気で!』(北水)。
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3乳がんの手術をして

「右(の乳房)を手術したのですが、手術した当日は右手が固定されていて、左手は血圧計と点滴が入っていて,もう身動きできない状態でした。酸素マスクを付けて、血圧計は30分〜1時間おきに測り、全然動けなくて眠れなかったです。翌日には血圧計も外されて、トイレまで歩いていいということで歩いていましたし、その後はよかったですね。 最初の手術をして11日目に右胸の上が腫れてきて皮下出血して、緊急オペになりました。その後、抗がん剤を内服していたので、貧血があり、身体のだるさもありました。点滴の抗がん剤をすることによって吐き気があり、ご飯を食べられない辛さがありました。」

●2度目の手術

「右(の乳房)を手術した後、平成13年に左(の乳房)に乳がんができたので、両側乳がんです。右のほうは全摘で胸筋温存、非定型的乳房切除術(音声では「温存」と言われていますが、正しくは「切除」です)というのをして、その後5-FUという抗がん剤を2年間内服しました。左のほうは乳房温存をして、ホルモン感受性のあるがんだったので手術後にホルモン剤を飲み、放射線療法をしました。5年間ホルモン剤を飲んで、その後1回休薬しましたが、最近また新しいホルモン剤を5年間飲みましょうということで、7月から飲んでいます。ホルモン剤を飲み始めたらすごく太りました。」