統合失調症と向き合う

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A.T.さん
A.T.さん
34歳(収録時)。19歳の時にうつ症状で受診し、その後、激しい症状が出たことで入院治療となり、統合失調症と診断される。10年ほどデイケアに通所し、2年前から2つの作業所に週4日通っている。現在、統合失調症の症状は落ち着いているが、合併症として糖尿病を発症。むしろ糖尿病のコントロールが問題になっている。一人暮らしをしているが、支えてくれるパートナーがいる。
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6症状の安定
Q.症状が安定してきたと思われるのはいつ頃ですか

「急激にはやっぱりならなくて(安定しなくて)、徐々に徐々に、グラデーション的な感じです。ま、退院した時は、明らかにおかしいという状態から脱することができたという感じで、やっぱり、デイケアとかいろいろなところに通っていくうちに、だんだんだんだん開けていった感じだとは思うのですけれど。」

Q.統合失調症の症状が悪化しないために工夫していることはありますか

「統合失調症だったら、とにかく不眠にならないことと、お風呂にちゃんと定期的というか、できれば毎日入ること。そして、疲れたらやっぱり好きな音楽を聴くとかリラックスすること。

『食べること』とはよく(主治医から)言われるのですけど、私、食べることは心配しなくても食べるので、それはないと思うのですけれど。お風呂とかはやっぱり面倒くさくなる時とか冬場にありがちなのですが、無理してしようとはせずに、やばいなと思ったら気をつけるという感じにはしているのですけれど。」

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