統合失調症と向き合う

体験者の声 医療者・支援者の声 家族の声 私たちの活動紹介 イベント おしらせ
田村千秋さん
田村千秋さん
(たむら ちあき)
1970年生まれの47歳(収録時)。結婚後、米国人の夫とともにアメリカに渡るが離婚。離婚手続き中に発症し、日本に帰国後、精神科を受診する。デイケアののち就労継続支援B型事業所に通所し、現在は、ピアスタッフとして退院促進などの活動を行っている。
movieImage
<< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  >>
6現在の薬、病状
Q.現在服用している薬を教えてください

バルプロ酸NA錠 1日2錠、クエチアピン錠100mg 1日2錠、ランドセン錠0.5mg 1日1錠、トラゾドン塩酸塩錠25mg、ブロチゾラムM錠0.25mg 1日1錠、センナリド錠10mg 1日1錠、ゾピクロン錠10mg 1日1錠、 酸化マグネシウム錠330mg 1日6錠です。ルネスタも書くのを忘れてしまったかもしれないです。飲んでいます。

この(今の)先生になってから変わったので。でも、たぶんこの先生は、S先生の薬を引き継いでくれていると思うので……、ちょっと多いかもしれないです。」

バルプロ酸ナトリウム:気分安定薬
クエチアピン(クエチアピンフマル酸塩):抗精神病薬
ランドセン(クロナゼパム):抗てんかん薬
トラゾドン塩酸塩(トラゾドン塩酸塩):抗うつ剤
ブロチゾラム(ブロチゾラム):睡眠導入剤
センナリド(センノシド):刺激性下剤
アモバン(ゾピクロン):睡眠導入剤
酸化マグネシウム:緩下剤
ルネスタ(エスゾピクロン):非ベンゾジアゼピン系不眠症治療薬

Q.薬の副作用はありますか

「喉がすごく渇きます。あと、手の指が震えます。ピアの方に、『それは副作用だよ』ということは教わりました。

試験を受ける時、英検を受ける時に水を持って行きました。先生に診断書を書いてもらって、ラベルを剥がして透明な状態にして。『私は、病気の副作用で喉が渇きます』と書いてもらって、水を飲みながら受験しました。

Q.自分の中で、ある程度回復したかなと思えるようになったのはいつ頃ですか

「私は両親の介護と妹のサポートを10年やったのですけれども、その時に、自分が人としゃべりたい時にもケアマネ(ケアマネジャー)さんと電話で話さなければいけないとか、自分がお布団に引っ込んでいたい時にもヘルパーさんと接しなければいけないとか、そういう生活を10年やっていたら、気がついたら、元気になっていたのですね。

そうですね。その時はもう必死なのですけど。ピアサポーターで……、妹のサポートそうですね。(両親)は、亡くなりました。でも、3人(の介護)に比べたら楽なのです。」

Q.現在の病状は?

「被害妄想が強いです。人の顔色を伺って生活をしているという感じですかね。あと、作業所に移って間もないので、躁(そう)状態に入っています。」

Q.症状などが悪化しないように気をつけていることは?

「躁(そう)状態がすごくきついので、とにかく寝るようにしています。寝ないと本当に舞い上がっていて、頭がもう、キーンとするような感じがするのですね。辛いですね。あとペラペラしゃべりますし。社会的信用も本当に失ってしまいますね。ペラペラしゃべりすぎるので、ピアサポーターなのに。

(衝動買いは)あります。100円ショップでも、1回(に)5,000円分買ったり。それを、4〜5回繰り返して、やっと5回目でなんかばかばかしいと気付いてやめたのですけど。」

Q.病気や障害について知りたいことは?

「今のところは大丈夫ですかね。分からないことがあったら質問ができる状態にありますので。

私も引きこもったことがあるのですけれども、1日2回、『いのちの電話さん』に電話させてもらって。千葉とか横浜とか、川崎とか東京のいのちの電話に電話していたのに、みんなが、『あなたは素晴らしい』とか言ってくださって、それがきっかけで(外に)出られるようになったので、もし、引きこもっている方がいらっしゃったら、そういう所に電話されるのもいいかなと思います。

(いのちの電話への電話は)半年(間)ぐらいですよ。結構すぐ出られました。(外に出たあとは)デイケアに通いました。」

<< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  >>