統合失調症と向き合う

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渥美正明さん
渥美正明さん
(あつみ・まさあき)
44歳、男性。16歳から引きこもりになり、23歳で統合失調症と診断された。2回の入院を体験し、現在は、服薬とデイケアなどで入院することなく症状が安定している。地域活性化のボランティア活動に参加している。母親、妹と3人暮らし。
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1現在の日常生活について

「だいたい普段には行動の面において、地域の活性化のためにお手伝いみたいなボランティアみたいな形でやらせていただいています。朝は、だいだい4時起きなんですね。まあ医療機関のデイケアに通ったり、あとは地域の支援センターとか保健所関係のデイケアに顔を出させていただいています。

食事は、だいたいその日によって当番が決まっていまして。月曜日は母とか火曜日は妹とか木曜日は僕とかって、お皿、食器洗う当番とかも決まっていまして。だいたい当番制で食事作らせていただいていますね。」

●生活のベース

「一応、講演活動とか回らせていただいたりして。あとはまあ年金ですか、そういった年金等で生活させていただいているんですけど。」

●健康のために歌う

「歌は好きですね。ちなみにカラオケに行っています。だいたい夜の6時半から夕食食べまして、ちょっとお母さん、駅前のカラオケに行って2、3曲歌ってくるわっていって。うちの地域で学生時代の後輩の女の子とかいますからね、『あ、渥美先輩だ』って、『私たち渥美先輩の学生時代のファンなんだけど一緒に(携帯電話のカメラで)写真撮って』とかって言われると、記念写真で、みんなの輪の中に入って写真撮らしてあげたり。『先輩、一緒に歌いましょうよ』って言うと、もう今の現代のほんと風潮(歌)っていうと、美空ひばりさんの『川の流れのように』までは憶えていますが、その下の次元(時代)はちょっと私時代遅れでモーニング娘しか知らないんですけど。乗ってくればおつきあいで歌わせてもらわなけりゃいけないですけど。得意分野ですか、ムード歌謡コーラスですね。(カラオケは)週2日ですね。

あとうちの地域に土手があるんですけど、そこに行って発生練習、『ああー』って声を出させていただいたり。免疫力が良くなるんですよね、声を出すってことは。新陳代謝も良くなりますし。『ちきしょう』って思っていても、声を出すことで免疫力が高まりますね。」

●女子プロレスのジムに通う

「あと女子プロレスリングのトレーニングジムにも通わしていただいています。女子プロレスラーにトレーニングしていただいたり。週1日ですけど。腹筋トレーニングとかそういうのですね。」

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