「(最初の病院では)ビタミン剤みたいなものもあったり…、2番目の病院は、ワイパックスだったんですけれど、それは飲まなかったですね。
(薬は)何回も変わりました。リスパダールを飲んでいて、その時に受験勉強を始めた頃だったんですけど、食べ過ぎてしまって10キロぐらい太ったんですよ。それがいけないなと思い始めて、で、一緒にコレステロールの、精神科の診断の一部なのかよく分からなかったんですけど、その時血液検査でコレステロール値が異常に高くなって、『これはいけない』となって、リスパダールからロナセンに変わりました。
大学に入ってワイパックスに変えようということだったんですけど、ワイパックスは、すごく眠気が起こるんです。授業中に眠くなるのでそれも変えて、ロナセンになって、今落ち着いている感じです。ロナセンは、2年ぐらい前です。今も、ロナセンです。1日に1錠ですね。夜に一錠です、食後に。」
ワイパックス(ロラゼパム):抗不安薬
リスパダール(リスペリドン):非定型抗精神病薬
ロナセン(ブロナンセリン):非定型抗精神病薬
「副作用は特に何も感じないですね。症状もまったくないですね。普段通り健康に暮らせています。(症状が)悪化したということはないです。
病気の症状としてはそんなに進行していない。早めに受診したのが良かったんだと思いますね、自分の場合は。」
「(3つ目の病院に)移ってから半年後ぐらいですね。通い始めて半年ぐらい経ったら。半年の期間は、ずっと家にいるような状態だったんですけど、だんだん外にも行くようになってきて、気力も湧いてきたんです。勉強したいなと思うようになってきたんですよ。それで、塾にも通いだして、受験のための勉強をし始めました。」
「睡眠はしっかり取るようにしています。12時前には寝るようにしていますね、ずっと。朝は7時とか、学校がある日は6時とかに起きています。学校は遠くて1時間半かかるので、1限(目の授業)のある日は早めに起きないと間に合わないです。」
「ちゃんと飲むようにしています。
(主治医に)『たまに忘れる』みたいなことを言っても、『たまにならいいでしょう』みたいな感じで、受け答えしてくれています。あと、飲まない日もたまにあるんですけど、忘れちゃって…。そういう日は、なんか神経が冴えちゃうというか、眠くならなくなるので、そういう時に、『あ、(薬を)飲むのを忘れているなあ』と思って飲んだら落ち着いて、30分後ぐらいには眠れているという(感じです)。」