統合失調症と向き合う

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U.M.さん
U.M.さん
(匿名希望)
1991年生まれ、22歳の大学2年生(収録時)。高校1年生の時に症状が出て、高校を退学、受診する。その後、症状の回復によって全日制の通信高校に通学するが大学受験後に再び症状が出る。自宅近くのクリニックを受診し、そのクリニックから現在通院中の病院を紹介され、回復する。通院は2か月に1度。現在は大学生として普通の生活を送っており、アルバイトもこなしている。両親、弟妹と同居。
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5高校・専門学校での生活について
Q.高校や専門学校での生活はどういう状況でしたか

「一応、学校にも何回か行ったんですけど、授業には参加していなかったですね。保健室でずっといたみたいな感じです。

その時は、病院にも行っていなかったので、自分がどういう状態、病気なのかも分かっていなかったんです。(学校からの)アドバイスが、『この日までに来ないと学校にはいられないぞ』、『次の進級の時は危ない』みたいなことは言われましたね。 単位とか、(出席)日数の関係で。学校のほうから、『もう、いられない』ということを言われました。」

Q.友達に病気について相談したことはありますか

「病気自体を知らせていなかったので、相談するということはないですね。でも、通信制の前の学校で、結構休みがちになっていた時に、家を訪れてきた友人もいましたね、心配してくれているみたいな感じで。(その友人とは)会いました。」

Q.学校で精神疾患について教えてもらったことはありますか

「学校の時にですか? まったくなかったですね。知らなかったです。授業で、あんまり記憶にないですね。うつ病はあったんですけど、統合失調症はなかったのかもしれないですね。うつ病は、記憶に残っています。

そうですね、今通っている病院に、あの時行っていれば、(もう)少し早めに良くなっていたのかなという感じはしますね。」

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