12メッセージ
Q.同じ病の方にメッセージをお願いします
「私は、病識がなかったのですけど、『自分で治さなきゃ』と気付いて、うつを治す本というのを買って、主体的に読んで、主体的に治そうとしたら、みるみるうちに心の病が良くなったので、今(このサイトを)観られているみなさんも、自分から行動してインターネットのサイトを見るとか本を買ったり、主治医の先生に本気で治す気になったので助けてくださいと言うとか、主体的に動かれはじめると、どんどん良くなると思うので、そうしていただきたいです。」
Q.家族にできることは?
「うちの父は、『子どもがうつ病になった本』という本を隠れて読んでくれていたのですね。その前までは『働け』と言っていたのですけど、その後は『寝ろ』と言うようになって……。
やはり勉強されるほうが、どうやって自分の子どもと接したらいいかということが分かると思うので、家族会に入るとか本を読むとかをしていただいたらと思います。」
Q.医療者や医療体制についてメッセージをお願いします
「1つあるのかもしれないのですけど。うつになると、エネルギーがなくなってしまって自分の家から出られなくなってしまうのですね。その時に風邪を引いたりすると、お医者さんに行けないのですよ、うつなので。だから精神病、心の病の患者さんのために、内科の先生が来てくれるとか、そういう制度があったらいいなと。うつで(病院に)行けない人のために来てくれるシステムがあったらいいなぁと思います。
(現状は)もうしょうがないから寝ているだけだと思うのですけど。」
Q.インタビューに協力しようと思われた理由を教えてください
「私は、ピアサポーター・ピアスタッフのことを日本に広めたいということもあったり、心の病のことをみなさんに知ってもらいたいという思いがあって活動しているので、それに当てはまるかなと思って、参加させていただきました。ありがとうございました。」