統合失調症と向き合う

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サチコさん
サチコさん
(さちこ)
1963年(昭和38年)生まれ、48歳(収録時)。会社の営業部に勤めていた29歳の時に精神科を受診。薬を飲み続けることの必要性が分からなかったことで服薬を中断。症状が悪化し、再度、病院を受診する。何度か入院を経験する。現在は、社会福祉法人の社会資源を活用しつつ、ピアサポーターとしても活動している。母親と2人暮らし。
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1普段の生活について
Q.現在の普段の生活を教えてください

「私の所属している法人には10個の事業所があるんですね。そのうちの3つに私は所属していて、1つはお弁当を作る事業所。そこには、週3日通っています。それから地域活動支援センター。2つ目ですけれども、ここでは、ピアカウンセラーとか、ピアサポーターといった当事者間の活動をしています。で、ピアカウンセラーにつきましては、報酬をいただいております。

それから、最近、1つ増えたのですが、クラブハウスという位置づけのところにも所属するようになりまして、毎日、忙しくしております。

土日はお休みです。やっぱり友達としゃべったりとかカラオケをしたりとかということで、ちょっと息抜きをしております。」

ピア(peer):対等とか仲間という意味
クラブハウス:クラブハウスモデルは、精神障害者の包括的地域リハビリテーションで、自助と相互支援の当事者型活動に特徴がある。その実践拠点がクラブハウスである。1948年に最初のクラブハウスがアメリカに創設され、1970年代後半からアメリカのみならず国外にも広がり始めた。

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