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「やはり仕事に就いて、規則的な生活をした頃からだと思います。この会社に入る前に、施設外職場実習というものを作業所のほうでやっておりまして、働いていたのですが、その頃から、かなり安定してきました。

自分はこういう仕事をして、『社会のお役に立てているんだ』という思いが支えになるのだと思います。」

「夜はなるべく早く寝るようにしているということですね。それが工夫していることです。それから、症状が悪くなるような時は音楽を聴くようにしたりしております。ジャパニーズ・ポップスを聴いております。だいぶ気分が良くなります。

悪化した場合は、1か月に1回の受診なのですが、すぐお医者さんに行って相談するようにしております。」

「給料はちょっと少ないのですが、父と一緒に住んでおりますので、父から少し補助を受けたりしておりますので、それで何とか暮らしております。あとは、障害年金のほうも少しいただいております。作業所から、障害年金という制度があるということを教わりまして、手続きを行いました。」

障害年金：病気やけがなどによって、一定程度の障害の状態になった人に対して支給される年金のことで、障害の程度に応じて支払われる金額が異なる。障害年金には、「障害基礎年金（1級、2級）」と「障害厚生年金（1級〜3級）がある。生まれながらの先天性の障害や知的障害は障害基礎年金の受給対象となる。