統合失調症と向き合う

体験者の声 医療者・支援者の声 家族の声 私たちの活動紹介 イベント おしらせ
たっちさん
たっちさん
(たっち)
1963年(昭和38年)生まれ、48歳(収録時)。幻聴が聞こえるなどの症状により、32歳の時に職場の上司の勧めで精神科を受診。入院体験はなし。就労を望むも長期雇用に結びつかなかったが、就労継続支援事業所のサポートを受け、現在は、週5日1日4時間店舗に勤務し、商品出しや接客などに従事している。
movieImage
<< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  >>
11メッセージ
Q.統合失調症の方へのメッセージをお願いします

「私のような精神障害をもっている人達も、自分の夢がかなって、就職するなり社会参加の機会をもって、夢をもって生きていけるようになっていただきたいと思います。

社会で支援してくださるような作業所とか、そういう機関を利用なさって頑張っていただければいいかと、私は思います。」

Q.ご家族へのメッセージをお願いします

「やはり自分の障害についてよく話し合って、不安なことや悩みは打ち明けて、少しでも気が楽になるように、よくコミュニケーションを取ることが大事だと思います。

(私の場合は)父も母も理解がありまして、よく話を聞いてくれまして、悩みを打ち明けますと、『こうしてはどうだ』とか、いろいろ話してくれましたので、それでだいぶ気持ちが楽になりました。

病気が重くなりますと、ちょっと口喧嘩になったりするようなこともありました。(それは)父のほうが多いですね。今は、母はもう亡くなりましたので、だいたい父と話すことが多いです。今は、良好な関係を保っております。」

Q.医療者へのメッセージをお願いします

「障害に苦しんでいる人達に手を差し伸べていただいて、その人達が望むような、就職ができるとか、社会参加ができるとか、そういうふうにしてあげていただきたいと思います。」

Q.インタビュー協力の動機を教えてください

「やはり、少しでも私と同じような病気で悩んでいる人達のお役に立てればと思って、やってみようと思いました。…緊張しました。」

<< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  >>