統合失調症と向き合う

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ひいくんさん
ひいくんさん
1967年(昭和42年)生まれの48歳(収録時)。27〜28歳頃に精神科を受診。35歳まではいろいろな職業に就いていた。読書が好きで日に2冊、月に60冊ほど読むという。将来は本を書きたいとの展望がある。現在は、生活保護を受給しながら自分らしい生活を満喫している。
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4病気について
Q.自分の病気が統合失調症だと知ったのはいつ頃ですか

「統合失調症は、32(歳)ですね。誰かから言われたというか、『ちょっと幻覚があるんですよ』と言ったら、統合失調症だと先生に言われたのです。町田の病院(で)。初めて行ったのは町田の病院なのです。

ちょっとショックでしたね。重いのではないかなと思いまして。それで、このままだと仕事も長く続かないし、転々としているし、夜も眠れない日がいくつも続いて、これで仕事どころじゃないなと思いまして。そうですね、不安でしたね。だからその時に何度も自殺未遂したのですけど。

自分に責任を持ちたいと思って…。責任を持ちたいというか命を引き替えに、存在自体を消してしまって。死んでしまえばもうそれで終わりじゃないですか。そうしたら親に迷惑をかけないし、友だちにも迷惑をかけないし……。」

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