統合失調症と向き合う

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ひいくんさん
ひいくんさん
1967年(昭和42年)生まれの48歳(収録時)。27〜28歳頃に精神科を受診。35歳まではいろいろな職業に就いていた。読書が好きで日に2冊、月に60冊ほど読むという。将来は本を書きたいとの展望がある。現在は、生活保護を受給しながら自分らしい生活を満喫している。
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8メッセージ
Q.体験者の方にメッセージをお願いします

「自殺はほんとうに最終手段。失敗して後遺症がひどくなってしまう人が多いのです。みんなにもそのことをよく分かってもらいたいので。自分は本当にたまたま運が良く生きてきたので、大強運なので……。

苦しみを徹底的に調べ、考えて行動に移してください。誰も気づいてくれないのです。自分で考えてやるしかないと思って、ここをこうすればいいのかと思い薬を処方通りに飲むことで安定につながっていると思う。みなさんも多く飲めば安定すると思っちゃいけない。乱用すれば必ずなんらかの形で副作用が出てくる。自殺の原因になるのを誰も教えちゃくれない。自分の頭で考えるしかない、と。」

Q.ご家族へメッセージをお願いします

「家族は、まあ、長生きしてもらいたいと。」

Q.医療者へメッセージをお願いします

「先生もゆとりある診察をしてもらいたい。忙しくてしょうがない、日本の医者は。だいたい病気なんてどこも変わらないと思うのですよ。(大きいのは)先生との相性ですね。」

Q.インタビューにご協力下さった理由を教えてください

「いやあ、みなさんにも幸せになってもらいたいと思って。一人一人が良い人生を送るためにアドバイスというか。一人一人が幸せになってもらいたい。みんな平和で差別もなく偏見もなく、それで良い方向に行ってもらったらいいかなと思いまして…。」

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