1日常生活について
Q.現在の普段の生活を教えてください
「普段はブログを書いたり、YouTube(ユーチューブ)でギター(演奏映像)を流したり、散歩をしたり。今、33歳なのですが、高校生をやっていまして、予備校に通っています。あと、地域生活支援センターへ行って、デイケア的なことをやっています。
ハローワークで仕事を探していたのですが、まったく見つからず、『自分で探したらどうか』と言われて、それで、地域(生活支援)センターへ行きましたら、『学校に通ってみたらどうだ』と言われて……。で、ケースワーカーになるという目標ができまして、それで高校へ飛び込みました。
高卒認定予備校も含まれている、小学生から高校生まで、主に健常者が集まる、いい高校やいい大学に行く進学の予備校なのですが、僕一人33歳で、特異な存在です。でも、若く見られるのであまり違和感はないです。
でも、やはり校長先生から面接して、障害を隠せとか、調子が悪かったら辞めてくれとか言われて辛い思いをして。授業中にも、統合失調症にはこういう障害があると伝えたのですが、周りの先生から『黙ってくれ』と言われたり、『小学生がいるから気をつけてくれ』とか言われました。
高校なのです。いっぱいありまして、結構転々としまして。で、最初自分で探したら、家族から止められて、そのあと家族と一緒に探しまして、今のところに行っています。で、8月(2016年)に試験がありまして……。高卒認定試験の勉強のほうはまずまずできまして、それが受かったら今度大学へ行こうと思っています。
一人暮らしです。実家に住んでいたのですが、父親と折り合いが悪くなって、親のお金でアパートに暮らしています。でも淋しくて、どうしようもなくて、彼女がいたらいいなと思います。」
精神障害者地域生活支援センター:地域で生活する精神障害者を対象に、日常生活全般の支援を行ったり、福祉に関する諸問題の相談に対して、必要に応じて指導やアドバイスを行う。また、関連機関(保健所、福祉事務所、精神障害者社会復帰施設など)との連絡調整役も担う。精神保健福祉法に基づく精神障害者社会復帰施設の一つで、平成11年(1999年)に制度化された支援機関。