3母親の社会的つながりについて
Q.近所とのつきあいについて
「なにしろ2〜3年おきに転勤しますよね。なので、私たちも『また転勤か』というような感覚があって、今だったらタオルなどを配ったりしますけれども、社宅なので隣も転勤。だから、多少おかしくても、 “触らぬ神に(祟りなし)”ということで、世話好きで面倒見のいい人がいたとか、そういうこともなく、(母は)非常に孤立していました。」
Q.当時、福祉サービスの利用はありましたか
「まったくなかったですね。そういうものがあれば…。だからほんとに申し訳ないと思っています。母は一人で、たぶん通院していない時もいろんな症状があったと思うんですけども、家族にも相談できないし、もちろん地域の保健師さんとかもつながりを持つ前に、2年ぐらいで転勤していたので、何にも利用できませんでした。
(孤独?)そうだと思います。孤独が一番病気には悪いと思いますけれどね。」