統合失調症と向き合う

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森本隆道さん
森本隆道さん
(もりもと たかみち)
50代前半(取材時)。11回の入院を経験。8年前に親元を離れ一人暮らしを始める。現在は、同病のパートナーと一緒にグループホームに住んでいる。通院している病院のソーシャルワーカーの紹介でピアセンター(就労継続支援B型事業所)とつながり、ピアサポーターとして病院のイベントへの参加や中学校などで体験談の発表などを行っている。
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6病気について
Q.病名を知ったのはいつ頃ですか

「最初は、心因反応と自律神経失調症と言われたのですけど、23歳の時に統合失調症と先生に宣告されました。僕から先生に聞いてみたら教えてくださったのです。それまでは、自分では双極性障害かな、でも、統合失調症のほうが強いのではないかと思っていました。病名を知った時の気持ちは、『しかたないか、なってしまったものは……』と、それにつきます。」

Q.病気や治療などで知りたいことは?

「特効薬みたいものがあったら聞きたいですね。デポ剤みたいな感じで、統合失調症が完全に治ってしまう、そんな特効薬があったら嬉しい。でも、かえってそれもどうかな、今の状態でもいいかなとも思いますし……。」

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