がんと向き合う

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川守田順吉 さん
(かわもりた・じゅんきち)
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北海道江別市在住。印刷会社の総務部にいた58歳(1999年)のとき直腸がん(ステージ3b)が見つかり、手術を受ける。人工肛門を造設し、術後は抗がん剤を3年間服用。好きなバッハと写真にうちこむうちに気持ちが慰められ、退職後は近隣の図書館や大学でボランティア活動を始める。2004年、新たにS状結腸がん(ステージ3a)が見つかり手術を受け、術後は抗がん剤を8ヵ月間服用。患者会「江別わかくさの会」会長。
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22度目の大腸がん

「見つかったのはそのあとです。『今回の検査でなんともなければ終わりだね』という5回目の検査でした。最初にバリウムを注入してチェックすると、『どうもおかしい』と。それでカメラを入れてみたら、『最初の直腸がんは完治しているようだけれども、別の大腸がんが見つかった』と言われて、1週間ぐらい待ってすぐ入院して、また開腹手術をしました。

ストーマの状態がすっかり変わっていましたので、新たに人工肛門をつけたのだと思います。上手ですね。最初の傷跡とまったく同じ場所に作られていて、(手術の痕の)線が2本ないのです。『あれ?本当に手術したのかな』というぐらいきれいな手術でした。

1回目の手術のときのことをいろいろと知っているものですから、2回目はイヤだったですね。先生の指示をきっちりと守って薬もちゃんと服用していたのに、『またなっちゃったのかな』と思いましたが、直腸がんは完全に治っていて、別のが新たに悪さをしてがんを作りましたということです。

病院では優等生ぶって平気な顔をしていましたけれども、結構つらかったですよね。」

●2度目の抗がん剤治療

「2回目の大腸がんのときは、UFT(一般名:テガフールウラシル)という薬とユーゼル(一般名:ホリナートカルシウム)という薬を併用しました。病院から冊子をもらいまして、それ読むと5人に1人に強い副作用があると書いてありました。『やばいな・・』と思いつつ飲んだのですが、特に心配することはありませんでした。UFTとユーゼルを8ヵ月服用し、1年ごとに徹底的に検査をしました。」