がんと向き合う

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工藤裕美子 さん
(くどう・ゆみこ)
ブーケ(若い女性オストメイトの会)代表
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姫路市出身。23歳(1988年)のとき直腸ポリープ切除後、直腸がんと診断され、手術を受けて人工肛門を造設。退院後、仕事や妊娠・出産など女性のオストメイトの悩みを相談する機会や情報がないことを痛感。1999年に仲間と患者会(ブーケ)を作る。年3回会報誌を発行、「どんな状況でも直接手にとって読むことができるものを届けたい」という思いで全国の会員に発送している。
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12自分自身の変化について
Q.食事で気をつけていることはありますか?

「特にありません。食事は、繊維質のものを摂りすぎないことくらい。ごぼうやきのこなど繊維質のものは普通はお通じにいいですよね。でも私たちオストメイトの場合、あまり摂りすぎると詰まってしまう可能性があるので、そういうのは控え目にするようにしているぐらいで、特にこれというのはないです。」

Q.お酒は飲みますか?

「お酒は飲めなくなってしまったので飲まないです。病気になるまでは、会社が終わってからよくどこかへ連れて行ってもらって飲めていたのに、飲まないと飲めなくなるんだなと思いました。」

Q.病気になって気がついたことはありますか?

「『ちゃんと病院に行かないといけない』ということ。最初にずっと痔だと思っていて、『痔だから放っておいたら治るわ』と思っていたら結局がんだったので、何かあったら病院に行かないといけないなと思いました。でも行っていません。そこがだめなところなんですが。全然反省してないですね・・・。でも何かあったら、いちばん信頼できる先生がいるというのがあるので安心してるのかも。」

Q.病気になって変化したことはありますか?

「変わったことと言えば性格が変わったかもしれません。結構、なんでもぐじぐじ悩むような性格で、やっぱり暗かったのでしょうか。なんでもすぐに後悔したりずっと思っていたりしたのですけど、最近はもう『なるようにしかならないのかな』と思えるので、性格的にはちょっと楽になったと思います。

主人が言うのですが、私は結婚した頃すごく体調が悪くて、弱かったらしいのです。体がすぐにしんどくなることがあったらしいのですが、『なんか最近、元気になったな』と言われました。」

Q.なぜ元気になったのでしょうか?

「再婚してからですかね。というか、日本オストミー協会でいろんな人と出会えたのもあるし、再婚してから(患者会)ブーケを作って、同年代の人とたくさん知り合えたのもあるし、結構、人といっぱい出会えたから元気になったのかもしれません。ブーケの会員だけじゃなく、全国のドクターやWOCナースやいろんな人と出会えているので、そういうのが全部元気の素となっているのかなと思います。」

WOCナース: 創傷(Wound)・ストーマ(Ostomy)・失禁(Continence)に関わる専門看護師