統合失調症と向き合う

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藤井康男さん
萱間真美さん
(かやま まみ)
聖路加看護大学精神科看護教授
1986年聖路加看護大学卒業。質的研究方法を用いて、ケア技術やさまざまな状況にあるケア対象者の主観的体験に関する多くの研究に参画している。精神障害者の退院促進および地域ケアを支えるサービス提供のあり方、精神科訪問看護の実態と効果なども研究。
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1精神科訪問看護は1986年に制度化
Q.精神科領域の訪問看護は、いつ頃から始まったのでしょうか

「医療保険で診療報酬が使えるようになったのは1986年からですが、それ以前の1960年代から、例えば保健所の保健師さんが訪問をされたり、病院からも制度にはないけれども、外泊中とか退院する前にボランティアで訪問したりというようなことが行われていた歴史の長い活動です。それを、ご家族の方からの『ぜひ制度にして、もっと多くの人が利用できるようにしてほしい』という意見が入れられて、1986年に制度化されたと言われています。」

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