統合失調症と向き合う

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しなちゃん
石津 彰之さん
(いしづ・あきゆき)
1981年(昭和56年)生まれ、27歳。22歳で入院、治療。現在はクラブハウス「ForUsフォーラス」 のメンバーで、地域の講演会、家族相談会などで話す機会が多くなり、クラブハウスのWRAP(ラップ)のファシリテーターとしても活動中。通院は月に1回。
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9統合失調症の方へのメッセージ
●本人も責任をもつことが大切

「統合失調症といっても、自分の努力しだいでは、良くなるケースもあるし、前向きな考え方もいろいろ材料はあると思うので、その材料を基盤として、なんかジャンプができるっていうか、そういう面においては、統合失調症の人は、ちょっと自分に責任を持ったほうがいいのかなぁなんて思います。自分も、やっぱ病気になっていると、社会にある役割がなくなってくるときがあって、そのときに責任を果たしてればいいけど、責任を果たさないと、他の人たちがどう見るかっていう、社会的なニーズが…。責任を果たす上で色々な生活ができると思うんですね。責任がないと、変な話、いい加減な人間だとかルーズな人間だとか、あの人はダメだとか勝手な解釈や偏見や差別、誤解を招いてトラブルの原因にもつながるような感じがするんですね。だからそこを見守りながら、責任を果たすっていうのは、当事者としてはまあ、当たり前の話なのかなとは思います。」

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