「(障害者手帳は)もらっています。2級ですね。病院に通っているうちに、みんなも持っていたりして、自分も申請してみようかと思いまして。
(他に)障害者年金をもらっています。」
「あります。お金を貯めて、移り住んで、仕事などを探して1人暮らしをしようと思ったことがあります。
(結局しなかったのは)何年か前に宮崎県に口蹄疫(こうていえき)というものが発生いたしまして、ほんと大変な状況になりました。その関係で、NPO法人のほうが、『ふれあいの居場所』というものを作ったんです。そこにぼつぼつ人が集まったりとか、職員の方といろいろお話をしたりしていたら、やっぱり地元がいいなあと…。なんぼ社会資源がなくても、職員と話しているうちに、『町を元気にしたい』という気持ちも強くなってきたし、昔思っていたこと、自分が考えていたことがよみがえってきたような感じがしてきたんですよね。
そこで、バンド活動とか、歌声喫茶というのは月に1回やったり、食事会をしたり…。」
「病院というより、主治医ということになってくると思うんですけれども、薬でもちゃんと話し合って決めて、納得して服薬できる。それが大事だと思います。
探し…、僕の場合巡り会いだったんでしょうね。(医師との)巡り会いが良かったんでしょうね。今も数年続いています。」
「いろいろ求めたらきりはないんですけれども、自分達の力で何かできないかなあと、当事者の力で…。国とかを当てにするだけじゃなく、自分達で何か切り開いていって何かできないかなあという思いはあります。具体的にはと聞かれると、それはまだ分からないんですけれども。」
「いつも役に立つことばかりですけども。ドクターからは、最初、自分がちょっと崩壊している状態の時、先生がおっしゃった言葉が…。自分をやっぱり信じ切れていなかったから、まだその先生と出会ったばっかりの時は、ですね。僕がまた暴れ出したりしたらどうしようかなあと思っていたものですから、『先生、僕がこんな状態になったら、どうしましょう』と伺ったところ、先生が、『あなたに、その時治療の意志がある限り、私はずっとあなたをサポートします』と言ってくれたことは、よく覚えています。
看護師さんは、入院中もあるのですけれども、月1回ドクターとの受診はあって、訪問看護を受けているのです。病院から遠いのですけれども、月に1回来てくださるのです、1時間以上かけて。で、1時間程度お話しをするのですけどね。
その辺(服薬)は信頼してくれて…、ちゃんと飲んでいますから薬は。(看護師さんとは)散歩したりしたようなこともあるし、トマトが見たいと言われたこともあるので、ハウスを見せにいって、ちぎりたてのトマトを一緒に食べたりとかしたこともありましたね。
(訪問看護は)やっぱり、自分も受けてみたいと思ったんでしょうね。(安心感が)あります。ちょうど、(通院の)間に入って来られるので。やっぱり受診が月1回だと長く感じますね。」
「今の制度では1割負担ということで、あとは上限額が設けてありまして、2,500円が上限額と自分の場合はなっていまして…。あとは、訪問看護のガソリン代が1,200円ぐらい負担があります。(精算は)訪問看護が終わって、次に受診した時ですね。」