「自分は自分であるということですね。病気しようが何しようが、自分は自分である。だから自分を生き抜く。それだと思ってはおります。
命を落としたらもう生まれ変われるかどうか分からないけれども、もうそれでおしまいなので、命を大切にするということですかね。生きていれば、また調子がいい時もやってくるだろうし、そしてまた安定することもあるだろうし。生きない限りには、何にもかも終わってしまうので、生きるということ。頑張らなくてもいいから、ほんと…自分は自分でいいんだよという感じですね。
病気があってもなくても生きているということは、ほんとうに素晴らしいことだと思います。
何もできないし、周りからは『怠け者と思われている』と思ったり、生きていてもしょうがないから、こういう病気をしていると死にたくなることがある人も多々いると思います。でも、生きていれば、生きていればこそ何とかなります。命を失ってしまっては何も残りません。…生きてください。」
「そっとしてほしいです、割と。(私の場合は)そうやって家族関係が成り立っていますから、子どもの頃からですね、親との関係が。尊敬とかはしていますよ、親に対してはですね。でも、なんて言っていいか難しいですね。その人の気持ちによると思います。僕はそっとしてほしいと思います。
体の調子が整って、やりだしたらやると思っているので、自分の中では。それまでは、準備期間だと思って、そっとしてほしいっていう意味ですね。」
「どんななだめの言葉をかけるよりも、ほんとに辛い時の自分でしたら、話をじっくり聞いてほしいです。傾聴、ということを望みます。ほんと、辛い自分を受け止めてほしい、どんな名言を言ってくれるよりも。
あとは、服薬とかもありますけれども、その辺をうまく対処してほしいですね。」
「自分にとっても、たいへん良い経験になるかなあと思いましたので、受けさせてもらいました。
今までいろんな人の中で話したりもしてきましたけど、友達の紹介だったのですけれども、ほんとうにあとから振り返るといい想い出になったということを聞いていたので、自分も挑戦してみたいなあと思いました。
思ったようには言い尽くせないことも多々ありまして…。カメラでなくて僕の心を何かで収録できるなら、観てほしいという感じですね。」