「最初のお医者さんなのですけれども。ちょうど私が結婚をするという話が出た時がありまして。そしたら急に薬を減らされたんですね。なんとなくちょっと首がつり上がってきている気がするなと思って、先生にそういうふうに言ったら、『今、薬を減らす方向にあるから』と言われたんです。
そこから今度は、先生、病院が変わったのですけれども、なんか首がこう曲がってきてしまったんですね。で、新しい先生がおっしゃるには、『それは急に薬を減らしたからです』と。だから、最初の先生の処方が、(薬を)急に減らしたというのが、私にしてみれば信頼していた先生だったんですけど、ちょっと残念でしたね。」
「今の先生との関わり合いの話なのですけれども。今の先生は、その当時私の妄想が起きている時に立ち会っていないんですね。立ち会っていないというか、妄想が薬によって治まってからその先生になったので。でも、先生の処方(量)が少なすぎて、妄想が出てしまったことがあったんです。先生も、おかしいなと思ったらしくて、すぐ注射に切り替えたんですけれども。
それから何か月間か経ってから、『先生、実はあの時妄想があったんですよ』と言ったら、先生が『ごめんなさいねぇ』と言うんですよ。『どこかで気づいてあげなければいけなかったのに、辛かったでしょう』と言われて、『ああ、もうこの先生に一生ついていく』と思いました。それがとっても印象に残っています。その(先生が)自分の非を認めてくれたというか…。」
「やっぱり、私の調子の波がなくなる薬があるのであれば、それが知りたいですね。」
「そうですね、私もそれを考えるのですけれども。例えば眠れないとか、そういう症状があれば、『眠れないから辛いでしょう、もっと眠れるようにするためにお医者さんに行きましょう』とか、そういう声かけ、家族の声かけですかね、そういうことになるのかなと思いますけれども。」