「オランザピン、コントミン、レスリン、フルニトラゼパム、クアゼパム、炭酸リチウム、バレリン。あと下剤ですけどアローゼンですよね。以上ですね。
朝、炭酸リチウム(リーマス)とバレリンを3錠ずつ、6錠飲んで、寝る前に15錠なのですけど。それは、リーマスもバレリンも3錠ずつと、あと全部飲むのですよね。」
オランザピン;ジプレキサ(オランザピン):非定型抗精神病薬 コントミン(クロルプロマジン):定型抗精神病薬
レスリン(トラゾドン塩酸塩):抗うつ薬
ロヒプノール(フルニトラゼパム):睡眠導入薬
ドラール(クアゼパム):睡眠導入薬
リーマス(炭酸リチウム):抗躁薬
バレリン(バルプロ酸ナトリウム):気分安定薬
アローゼン:下剤
頓服薬として、リスペリドン(非定型抗精神病薬)を処方されている。
「だんだん変わってきています。薬剤名までは分かりませんけど、最初の時は、朝、昼、寝る前、ものすごい量で、こんなに飲むのかと。それがどんどん減っていったのですよね。それで、寝る前1錠くらいになって。
朝の6錠はいいけど、寝る前の15錠はけっこう苦痛ですよ。(ただ)もう慣れましたけどね、もう15錠いっぺんに飲んでしまいますからね。
(他に)例えば、非常に依存性があって良くないと言われたベゲタミンという薬とか。M病院に救急車ではなくて警察に保護してもらって、そこでかなり(薬を)変えたみたいなのですよね。
それは、ロンドンオリンピックがあった2012(年)、今から5年前ですか、M病院に入院した時に、かなり変えたみたいなのですよね。それからはあまりいじっていないのですけどもね。ただ、どういう薬に変えたか、さすがに憶えていないので。それまで使っていたのが、ジェネリックとかの関係もあるので、名称が変わっているだけで、同じ薬かもしれないし。」
ベゲタミン(塩酸クロルプロマジン配合剤):抗精神病薬を中心とした合剤、現在発売中止
「症状は、良くはなっているのです、昔に比べれば。まあ、副作用もありますけど。ただ、なんていったらいいのかな、M病院に入院したあとも、(別のI病院に)3回入院したのですよね。で、いつも、やはりテンションが高くなって入院するというパターンです。
僕の場合、テンションが高くなるというのは、統合失調症は明らかにあるのですよね。いちばん自分でも感じるのは、鍵をかけ忘れたのではないかとか、電気を消し忘れたのではないか、ガスの元栓を閉め忘れたのではないかと、それがすごく気になるのですよね、いつも、朝とか。それを今の主治医に話したら、それは統合失調症の症状だと言われましたね、はっきりと。」
「まずいちばん人目について自分でも恥ずかしいなあと思うのは、歩き方が、どうも変な歩き方になってしまって。で、歩き方は、意識的に直せるのだけど、すぐに歩き方がおかしくなる。それから、元々、子どもの頃から猫背だったのですけど、やはり薬を飲んでからはもっと猫背になったような気がしますね。
(それ)から、手が震えるというのも、たしかに手が震えるので。特に右手のほうがよく震えるような気がします。いちばん困ったのは、普通にコップに水を入れて飲む時に震えるので、こぼしてしまいそうになって。しょうがないから両手で持って飲むとかすることがありますね。その3つが主な副作用ですかね。あと、やはり喉が乾きますね。だから、しょっちゅう水を飲んでいますね。
(医師に)相談したことがあるのですけど、副作用止めというのがあるのですよね。アキネトンとかビカモールとか、同じ薬になる、量が違う、名前が変わるだけなのですけど。それを飲むと、今度は便秘しやすくなるのですよね。副作用止めの副作用で。だから、それも困るのですよね。
あと、もうひとつ副作用で、炭酸リチウムを、この前ちょっと血液を採って調べたら、まだはっきりしていないのだけど、どうも昔は、薬を飲んで便秘していて困ったのですけど、この頃、逆に下痢をするようになって。それで、一応この前、血液を採って、炭酸リチウムの量を調べてもらって、多すぎるなら減らしてもらうことになるかもしれませんね。炭酸リチウムというのは躁うつ、双極性感情障害に効く薬なのですけどもね。」
アキネトン、ビカモール(塩酸ビペリドン):抗パーキンソン病薬