統合失調症と向き合う

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堤 敏行さん
堤 敏行さん
(つつみ としゆき)
1962年(昭和37年)生まれの55歳(収録時)。26歳で特別養護老人ホームの介護職として働いていた時に発症。入院体験は2回。現在はデイケアなどに通いながら、無理の無い範囲で介護のボランティア(傾聴、オセロゲームの相手など)を行っている。母親と二人暮らし。
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6現在の治療について
Q.現在処方されている薬を教えてください

リスペリドン錠2rが朝夕、ロラゼパム錠0.5rが朝夕。寝る前がニトラゼパム錠5r、寝る前がトリプタノール錠10、コントミン糖衣錠12.5rが1錠、これが精神科のですね。

内科の薬は、アムロジピン錠5r、これが朝。エナラプリルマレイン酸塩錠2.5rが1、朝。タムスロシン塩酸塩カプセル0.2rが夕、1錠。メトグルコ錠250ミリグラムが、朝昼夕食後ですね。あともう1つカナグル錠100rが、朝1錠。

精神科の薬はちょこっとだけ用量が減ったことがあったけど、かえって、内科のほうが増えてるというか。

(精神科の薬)最初の頃は多かったですよね。今のクリニックのちょっと前ぐらいから少なくなって、今のクリニックでまた少なくなったというか……。」

リスパダール(リスペリドン):非定型抗精神病薬
ワイパックス(ロラゼパム):抗不安薬
ベンザリン(ニトラゼパム):睡眠薬
トリプタノール錠(アミトリプチリン塩酸塩):抗うつ薬
コントミン(クロルプロマジン):定型抗精神病薬→ヒルナミン5mg(レボメプロマジンマレイン酸塩):定型抗精神病薬に変更(2017年6月より)
アムロジピン錠(アムロジピンベシル酸塩):高血圧薬(血管拡張剤)
エナラプリルマレイン酸塩錠高血圧薬(血管拡張剤)持続性ACE阻害剤
タムスロシン塩酸塩:前立腺肥大症の排尿障害改善剤
メトグルコ錠:糖尿病治療薬
カナグル錠(カナグリフロジン水和物):糖尿病治療薬

Q.薬の副作用はありますか

「副作用……、どうですかね。眠りすぎるのはどうなのか分からない、聞いていないですけど。

でも、先週後半から起きられるようになったというか、前もあったのですよ、眠りすぎるという時期が。その時に、精神科の薬をちょっと用量を減らしたというか。それで起きられたのですけど、どうなのか……、歳を取ったから、薬の効き目がどうなったというか、関係は分からないですけど。

運動療法したほうがいいのですね、内科的には。だから体を動かしたほうがいいのですけど、逆に家にばかりいるというか。午前中眠たくて、動けないというか。夜、そんなに遅く寝ないのですけど、10時とか、早ければ9時に寝て。だから長いと12〜13時間寝て。だから母親が心配して……、死んでいるのか生きているのか、とかね。」

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