2神様がくれた休暇
「手術を受けると決めたときは、もうテンションは上がっていました。元気になりたいという思いがたくさんあったからですね。私たちの職場はなかなか休暇がとれないので、手術をするときはもう本当に神様がくれた休暇だと思って入院して手術を受けることに気持ちを切り替えました。 『もう仕方ない』と思うしかないと思います。命とどちらが大事かというとやっぱり『生きたい、生きていきたい』というのがあると思うので、悪い物は取ってしまって、あとは自分がどう生きていくかが問題だと思います。だって生きていくうえには、くよくよしたって仕方がないでしょう。悩みはたくさんあると思うのです。でもトンネルの中に入っていたらいつかはトンネルから抜け出るんですね。早く抜けたほうが楽なのです。だから気持ちの切り替えで『辛いけども明日はいいことがある、頑張っていこう』という思いがやっぱり大事かな。トンネルの先に明かりをみつけて、そこに向かって1歩でも2歩でも前に進んで歩いていくことが必要じゃないかな・・・と思っています。」