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井手眞知子さん
井手眞知子さん
(いで・まちこ)
独立法人国立病院機構福岡東医療センター看護師
1999年7月右乳がんで非定型的乳房切除術、2001年12月に左乳がんで乳房温存術を受け、放射線療法、ホルモン剤内服、抗がん剤の治療を受ける。入院中に患者会の必要性を感じて乳がん患者の会『ひまわりの会』を立ち上げる。温泉ツアーや懇親会などを行い、福岡県の乳がんの会などと交流。著書に、家族と自身のがんの体験を綴った『今日も元気で!』(北水)。
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4痛みの治療の進歩

「私が入院した平成11年当時と比べると、(痛みの治療は)ずいぶん良くなってきていると思います。最近は先生方にもわりと早めに痛み止めを使っていただけるようになったから、患者さんも痛みに対してだいぶん訴えやすくなったのではないかと思います。どこの病院でもやはり緩和に対する医療というのを取り組んでいますのでね。うちの病院でもそうですが、チームを作って緩和ケアをやるシステムがありますので、よくなってきていると思います。(しかし、患者からの)訴えがないと緩和に対して取り組めないというのもあると思いますね。(患者は)皆やはりがまんしてしまうことが多いと思います。」