「(通院は)今は4週にいっぺんですけれども、調子が悪ければ、もうちょっと回数を増やしたりとか、その時によっていろいろ変えてはいます。でも基本的には4週にいっぺんです。
主治医は、病院が変わって、入院設備のある所になってからはまったく変わらず、ずっと同じ先生に診ていただいています。結構あっさりはしている先生です。一時期、話しづらいと思った時期もあったんですけど、まあ、話しているうちにだんだんアドバイスもたまにいいアドバイスをしてくださったりとか、とにかく必要な時にはじっくり話を聞いてくれるというのがすごく有り難くて。なので、今、笑いながら診察することも結構あります。」
「今飲んでいる薬は、エビリファイというお薬とレボトミンと副作用止めを飲んでます。あと一応頓服(とんぷく)も。ちょっと気持ちが不安定になった時に飲む安定剤ですね。
朝に1種類、1錠だけ。夏頃に調子をちょっと崩したので、1種類だけ飲んで。あとは寝る前だけに、今は、なっています。
(症状は)薬とうまくつき合いながら、まあ生活ができているという状態ですね。」
エビリファイ(アリピプラゾール):非定型抗精神病薬
レボトミン(レボメプロマジンマレイン酸塩):定型抗精神病薬
「副作用は、チック、今もちょっと体が動いたりするんですけど、その症状が出るので副作用止めは飲んでいます。それを飲まないと、座っていることが結構きつかったりするんですね。あとは、薬によってはちょっと口が渇いたり、そういう副作用はあります。
初期の頃は、歩くのがままならなかったりとか、そういうこともありましたけど、今はもうほとんど副作用と言える副作用は少ないかなあと思っています。
あ、思い出したんですけど、副作用で言えば、飲んですぐに副作用が出たのではなくて、長く飲み続けて副作用が出たケースもあったんですね。なので、その時は先生が代わりのお薬とか減薬は少しずつしてきていました。」
「3回も入院すると、同じ検査を3回やらなければいけなかったり…。特に私が苦手だったのは、ロールシャッハのテストがすごく苦痛で。なので、それはちょっともう受けたくないなというのはありましたね。でも、それ以外にそんなに苦痛に感じたことは特になかったです。」
ロールシャッハテスト:被験者にインクのシミを見せて、そのシミから想像するものによって心理状態を分析しようとしたもの。