5東京での生活について
Q.東京でどのような仕事に就きましたか
「仕事は上野のアメ横で、売り子をしていました。学生の頃アルバイトをしていたので、その伝手(つて)をたどって働かせてもらいました。(薬は)ずっと飲んでいました。職場の近くにクリニックができたので、そこにすぐ行って、先生とも親密に仲良くなって、薬を出してもらいました。
先生は、私が言った通りに処方してくれるので、薬を自ら選んで。いろいろインターネットで調べたりして、『この薬合うんじゃないかなあ』とか、『先生この薬どうですか』と言うと、『じゃ、その薬、やってみましょうか』ということで、症状に合わせて…。
その頃から統合失調症みたいなこと(症状が)、どんどん出てきて、やっぱりなんか人に言われているんじゃないかなあとか、ずうっと社長からなんか嫌ぁなように思われているんじゃないかなとか、そういうふうに思うようになりました。
その頃は“躁うつ”と“(統合)失調症” が半々ぐらいな感じでしたね。やる気はなく、ぼうっとしているというか、被害妄想がやっぱりひどかったですね。
(通院していることは)言いました。オープンにしていました。そこの社長も私とどういうふうに接していいか分からないということで、やっぱり半ば辞めてもらうみたいな感じで辞めたんですね、自分で。(勤務期間は)4か月か5か月ぐらいですね。」