「家(実家)が本当に辛くて。親(母親)がヒステリックなのですよね。もう、ガーっと怒ってしまう時があって、私だけなぜか攻撃してくることがあって、バンバンバンみたいな感じで。それがちょっと辛くて。なんで私だけ攻撃してくるのだろうみたいな。
それで妹は、家に、部屋に逃げてしまうし、父親は見ないふりで新聞(で顔を)隠してしまうしという感じで。ほんとに、どこにスイッチがあるのか分からないのですけど、突然キレるのですよね。それで、『もうダメだ』と思って。その時ちょうど恋人が神奈川にいて、一緒に住まわしてくれと言ったら、いいよと言ってくれたので出てきました。」
「それは、私も恋人もバンドをやっていて、同じジャンルの曲が、バンドが好きで。恋人がドラムをやっているのですよね。で、自宅録音をやっていて。自宅録音のドラムというのはすごく大変なのですよね。ギターとかなら、機材につないで家で弾けて、録音ができるのですけど、ドラムというのは、自分の機材を全部スタジオに持っていって、マイクの位置を調整してとかいろいろすごく大変なのですけど、それを大学の10代ぐらいの時にお金を貯めてやっていて。
『あ、この子はすごくやる気ある子なんだなぁ』と思って、知り合ったのですけど意気投合して、一緒に曲を作ったり、スタジオに入ったりして仲良くなって、それでつき合うようになりましたね。」
「そうですねぇ、やはり彼氏も仕事が忙しいので、できるだけ彼氏に干渉しないというか。彼氏も、自分のことをフォローできる時はフォローするのです。昔、彼氏が、やはり自分がフォローできる時はフォローするけど、俺が辛い時はもうフォローしないよとはっきり言ったのですよね。それで、彼氏が、ほんとに疲れていて動けないというか辛い時は、自分も辛くても我慢するみたいな……。そういうふうに距離感というのを保っているので、今、彼氏と8年間なのですね、つき合って。
彼氏も、学生時代にいじめられていたらしいのです、すごく。昔、ちらっと携帯の履歴を見たら、ものすごく罵詈雑言(ばりぞうごん)のメールが入っていて。それを見て、『なんでこんなメールが送られてきているのに、彼氏はこんなに頑張ってるんだろう、やはり彼氏って強いなぁ、彼氏はすごいんだなぁ』みたいな……。
私のことを想ってくれるし、自分のことも大切にしているし、強い方なんだなぁとすごく尊敬しています。そうですね、いつか結婚はしたいね、とは言っています。」