統合失調症と向き合う

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丸子慎平さん
丸子慎平さん
(まるこ しんぺい)
1970年(昭和45年)生まれの47歳(収録時)。20代後半、アメリカの大学に留学中に発症し入院。その後、日本に戻り、精神科を受診する。現在は就労継続支援B型事業所でさまざまな業務に携わっている。
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1現在の日常生活
Q.現在、どのような日常を送っているのでしょうか

「基本的には、体調が安定していますので、週5、(B型)事業所に通っております。週末は映画を観たり、競馬をやったり、そのような日常を過ごしております。

(事業所には)毎日来ていますね。10時から夕方の4時までです。いろいろ多岐に渡っていまして、現在行っている仕事の中には、若手の精神保健福祉士を訪ねてインタビューする仕事をやっております。実際にカメラを組み立てたり、照明を立てたり……。

あとは自分の障害の体験をベースに、大学等でも講義をやっております。福祉、作業療法、看護、いろんな大学でいろいろ発表しております。あとは、ラジオ番組も週2回、生放送を持っていまして、多岐に渡っていろいろやっています。

住まいは、現在母親と二人暮らしで、実家暮らしです。結構、住み心地というか、小さい時から住んでいますし、築40年経っていますが家もまだそんなにぼろくないというか、ガタがきていないので、とても環境のいい状態で住んでおります。」

就労継続支援(B型)事業所:一般企業等での就労が困難な人に、働く場を提供するとともに、知識および能力の向上のために必要な訓練を行う。B型とは非雇用型(雇用契約を交わさない)事業所のこと。
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